仕事がうまく行っていても、行かなくても
子供たちはお構いなし。
ようもないのに呼びつけるし、兄弟喧嘩を始める。毎日のルーチンも声をかけないとやらない。
朝のクソ忙しい時間に「ちょっとこっち来て〜」
えー、と思いながら中々起きてこない次男のかぶった掛け布団をはぐと、誰もいない。
その下の敷布団の下だな、と思いっきりはぐと、そこには丸められたタオルケットや毛布。
それならば、とカーテンをめくると、冷たい窓に体を貼り付け、最上級の変顔をして固まってる次男。
バーカ、と言いながら、ぷよぷよしたお腹をくすぐってやった。
肩の力が抜ける瞬間。